昆布だしを水としか感じられないという人が、少なからずいらっしゃいます。
昆布だしを、常備して使うのはとても簡単。
添加物が入ったダシではなく、昆布水生活はじめてみませんか?
目次
1 水の代わりに昆布ダシを使うと
2 昆布ダシがどうしても水にしか思えない?
3 昆布ダシだけで作ってみてほしい
冷水筒に、水と昆布を入れて、冷蔵庫に常備しています。
1リットルの水に、5cm角くらいの昆布を入れておくだけです。
切り込みを入れればなお良し。
冷蔵庫で1週間ほどはもちます。
お味噌汁や煮物はもちろんですが、洋風のシチューやスープにも、この昆布水を使います。
お浸しに醤油をかけるときに、昆布水も少し加えるとまろやかな味わいになります。
以前、同じスープを作るのに、水で煮出したものと、昆布ダシで煮出したものを比較してみたことがあります。
10名ほどで味わったのですが、誰もが昆布ダシで煮たものの方が圧倒的に美味しいと感じたのです。
講座で、ダシの味比べをすることがあります。
昆布、数種の煮干し、鰹節、他、たまには大豆やかんぴょうを煮出した精進ダシまで。
どれがなんのダシかは伝えずに味わってもらいます。
不思議なことなのですが、鼻を近づけただけで昆布の風味がわかるという人も多い一方で、「これは昆布ダシです」と種明かしをしたあとに味わってみても、「う〜ん、水にしか思えない」と首を傾げる人も少なからずいるのです。
例えば、おかゆを昆布ダシだけで炊く。
湯豆腐を昆布ダシで。
(写真はちょっと豆腐いれすぎですかねw)
それも、一晩以上冷蔵庫で水出しした昆布水を使うと、その味わいの深さに驚くと思います。
たまに、舌をリセットするためにも、シンプルな料理を味わうこと、お勧めです。
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