干瓢巻きの端っことか、バゲットの先端とか、端っこって美味しい!と思う人種、一定数いるのではないでしょうか。
私もその一人。
で、今回は新潟の車麩の端っこ、「はじ麩」のご紹介です。
これ、頬張ると美味しいんですよね〜。
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1 はじ麩とは?
はじ麩とは、車麩の端っこ。
この写真は、山形の文四郎麩の工場を見学させていただいた時のもの。
新潟の車麩とは違う仕上がりなのですが、こんな風に焼き上げたあと、乾燥させて、車麩を切り出していくのは同じ。
となると、最後の丸みを帯びたところが残るわけです。
新潟県柏崎市の今井商店さんのHPによると、1本で50枚の車麩をとり、その端っこが2つ残る、これがはじ麩になります。
http://kanbutuya-imai.com/newhajihu.html
2 はじ麩を戻す
車麩のはじ麩は大きいんです!
全部を水に浸すには大きなボウルが必要。
2〜3時間くらいは浸けておかないと、内側が戻りません。
ちょっと手強いです。
でも美味しいからいいんですw。
冷蔵庫に入れて7〜8時間戻しても。
朝入れておけば、夜にはふっくら戻っていてすぐに料理に使えます。
3 はじ麩の食べ方
戻したはじ麩は大きめの、というか、かなり大きめの一口大に切るのがお勧めです。
お出汁を吸ったはじ麩を頬張る幸せwを味わいたいので。
ギュッと水気を絞ってから料理に使います。
先日は鴨鍋に加えました。
すき焼きや鍋物にぜひ。
カレーにも合います。
親子丼のような味付けで卵でとじるのもいいと思います。
また、私はあまりしないのですが、唐揚げもファンが多いようですよ。
洋風のスープにも実は合います。
下の写真は、はじ麩ではないですが、鶏肉と車麩をローズマリー風味で煮たもの。
4 はじ麩はどこで買う?
一般のスーパーでお目にかかることはまずないと思ってください。
数が少ないこともあり、基本は産地近くの乾物屋さんや、ネット販売でしか手に入りにくいと思います。
産地というのは新潟。
しっかり緻密に3回か4回巻きつけているのが特徴です。
同じ車麩という名前でもまた違うお麩があり、
上にあげた文四郎麩さんの車麩や、沖縄のものは製法は似ているものの、食感が全く違います。こちらはこちらでとても美味しいのですが。
機会があったら、ぜひ試してみていただきたい、車麩のはじ麩。
鴨鍋のとき、鴨肉よりお麩がご馳走!と思ってしまった私です。
今井商店さんからも購入できます。
ただし、私が買ったのは、車麩のはじ麩。普段は小車麩のはじ麩とのことで、サイズがかなり違います。
ご注意くださいね。
http://kanbutuya-imai.com/newhajihu.html
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