集中できる環境を創る〜大切なことを後回しにしないために〜

キャンプテーブルで書斎

集中できる環境、創れていますか?


ぐ〜っと集中して仕事ができた時、私は、「自分に帰れた!」という感覚を覚えます。
集中できる時間を持てない日が続くと、自己肯定感も低くなってしまいがち。

2日間、大多喜の家に籠って仕事をしたら、「集中してやらないと、いつまで経っても手をつけない、でもやらなければいけないことはわかっているという案件」がサクサク進みました。

キャンピングテーブルを廊下に出して即席書斎にしただけなんですけれどね。


集中できる環境を創るアイディア


集中できる環境を創るアイディアについて書いてみました
1)場所を変えてみる
2)環境を変えてみる
3)時間帯を変えてみる


1. 場所を変えてみる

転地、ですね。
料理教室では試作という作業もありますが、そういう類ではない、例えばホームページを創るとか、食に関する本を読むとか、資料を作るとか、ブログやメルマガを書くなどの作業については、カフェで仕事をするというのも一つ。

居心地のいいコワーキングスペースで、ドロップイン(会員にならなくても使える)を許可しているところも多いし、図書館もおすすめ。

図書館は、一度に利用できる時間が制限されていたり、wifiがないなどの短所はあるものの、無料で使えるのはやはりありがたいです。
携帯のスイッチも切って、オフラインでの作業をするには、静かでなかなかいいですよ。

ある方は、スーパー銭湯を勧めてくれました。
wifiが使えるワークスペースがあり、お風呂に入ることもできるし、ご飯を食べることもできるので、一日中過ごせます。
お風呂に入っている時もアイディアを書きとめられるように、防水のメモ帳を持参という徹底ぶり。
週に1度、曜日を決めて、その日はスーパー銭湯に籠って、集中しないとできない仕事をこなしているそうです。

以前、気持ちのいい午後に、川を眺めながら屋外に座って仕事をしていたら、とても捗った時がありました。
今はラップトップでどこででも仕事ができる時代。

あるいは、パソコンすらも持たず、紙とペンや鉛筆でアイディアをとにかく出しまくる時間をとるのもお勧めです。

集中できる、お気に入りの場所を見つけてみませんか。


2. 環境を変えてみる

自宅の中でも、環境を変えることはできます。

私は、ダイニングテーブルで作業をすることも多いのですが、家族の動向が気になるし、テレビがついていることもあるし、声をかけられやすくもあります。さらには、居間やキッチンが片付いていないのが気になって、あれやらなくちゃ、これやらなくちゃ、と気が散ってしまうことも。

狭いですが、自室のデスクスペースの方が集中できます。
窓に向けて設置したら、家の中が目に入らないw。
机の上も周りも、極力何も置かないで、スッキリさせています。

モノが目に入らないと、他のことに気をとられる率も低くなるように思います。
ある人は、押入れを書斎にしていますとおっしゃっていました。
押入れの方を向いていれば、家の中は見えないですしねw。

ここにいるときは緊急以外声をかけないで!と家族にお願いしておくのもあり、ですね。
Don’t disturbの札をかけておく、とかw。


3. 時間帯を変えてみる

集中できる時間は、人によって違います。
私は、夜はとにかくダメ。からきし弱いのです。
早朝から昼にかけてが一番集中できる時間帯。ランチの直後を除けば、午後も大丈夫です。

子どもをはじめ、家族の動きがある時間は、なかなか集中できないもの。
どの時間帯なら自分の体質にあっているのか、一人になりやすいのかを考えてみることは大切です。

この時間だけは自分のものと決める、また、この曜日のこの時間は、他の予定は入れない、などメリハリをつけることも大切です。

ある方は、対面の仕事を月のうちのある週に全て集中させているそうです。
その1週間はとにかく忙しいそうですが、他の時間は自由に使え、将来に向けての勉強もじっくりできるとのこと。
参考になります。


やらなければいけないけれど、緊急でないことをどう組み込むのか


日々やらなければならないルーティン的なこと、締め切りのあるものは、こなせるものです。

でも、実は、将来のために、やる方がいいとわかっているのに、時間がかかるのはわかっているし、なかなか取りかかれない、そんなことって、後回しにされやすいものです。実は一番大事なことなのに。

そういうことをどう日々の暮らしの中に組み込んでいけるかどうかで、大きな差ができると思うのです。

学び続けていくこと、それを自分の身につけて、未来の仕事に活かすこと。

そのために工夫をしていきたいですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事
東大法学部卒。外資系金融機関等を経て、娘の重度のアトピーをきっかけに食の世界に。

食には未来を変える力があるという信念のもと、今のライフスタイルにあった乾物や米粉の活用法を中心にレシピを開発している。
料理教室の開催、企業向けメニュー開発、研修など多数。

料理を自由に発想でき、毎日の料理が楽しくなる独自の「ピボットメソッド」を考案。個人やメニュー開発が必要な方向けのトレーニングも行っている。

著書14冊。メディア出演多数。

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