以前、戻さずにすぐに料理に使える豆について何回かに分けてブログに書きましたが、今回は、いわゆる普通に戻してから茹でる必要があると考えられている豆について書きます。
私が豆を茹でる時は、ほぼこの方法。
本当に簡単なんです。
目次
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1 実働10分であとはほったらかしで豆を茹でる
- 豆をざっと洗ったら、たっぷりの水とともに鍋に入れて沸騰させる。
- 沸騰してからさらに5〜10分、豆の内部まで温まるように加熱を続ける。
- お湯などを入れて温めておいた保温できる容器に、沸騰したお湯ごと豆を入れて6〜8時間保温する。
豆の大きさや新しさにもよりますが、6〜8時間ほどおけば豆が茹であがります。
実働、10分以内。
夜に仕込んでおけば朝には豆が茹で上がっています。
朝仕込めば、家に戻ったらお豆が待っています。
ただ、花豆のように大きくて皮が硬い豆の場合は、この方法では完全には柔らかくならない可能性があります。
その場合は、柔らかくなるまで加熱してください。
それでも加熱している時間は短縮されるはずです。
レクチン中毒は大丈夫なの?
スロークッカーや炊飯器での保温調理で、有毒物質のレクチンは大丈夫なの?という疑問をお持ちの方は、以下のページをご覧ください。
データを拾ってみました。
この方法に使える道具
- 炊飯器
- スロークッカー
- 保温調理器(シャトルシェフなど)
- 土鍋と毛布
- 水筒
炊飯器の保温機能を使う
炊飯器の内釜をお湯などで温めておき、豆をしっかり加熱した後、お湯ごと入れて保温キーを押します。
スロークッカーを使う
私は、四半世紀前に買ったスロークッカーを利用しています。
スロークッカーとは、電気を使ってごく弱火で加熱する調理器具です。
保温だけではなく、加熱し続けるので、他のものに比べると早めに茹で上がります。
保温調理器を使う
シャトルシェフなどの保温調理器でも作れます。
内鍋に豆と湯を入れますが、豆の芯まで温かくなるくらいまで最初にしっかり加熱してからセットします。
土鍋と毛布を使う
土鍋に豆と水を入れて沸騰させても10分ほど加熱し続けたら、土鍋ごと毛布などにくるんで保温します。
他の方法に比べると温度が下がりやすいので、放置した後に多少追加で加熱する必要が出るかもしれません。
水筒や卓上ポットを使う
少量の豆であれば、保温機能のある水筒や卓上ポットで茹でることもできます。
ただ、少量だからこそ、温度も下がりやすいので、毛布などで包んで保温を助けると良いでしょう。
2 茹でた豆の手軽で美味しい食べ方
蜂蜜&ジャム和え
茹でた豆はサラダやカレーに入れる、ハンバーグに混ぜ込むなどいろいろ食べ方はありますが、煮豆のくどさが苦手というかたにぜひ試してみていただきたいのが、この方法。
豆が茹で上がって熱いうちに水気を切って、ジャムと蜂蜜につけておきます。
杏や梅、マーマレードなど、ちょっと酸味があるジャムとの相性が良いように思います。
マルサラ酒風味フェタ添え
マルサラ酒につけて、塩気の強いギリシャのフェタチーズと合わせて前菜にしてみました。
甘いコーヒーに漬ける
私はカフェインが苦手なのでダメなのですが、甘いコーヒーにつけるのも美味しいですよ。
コーヒーが飲めた時代に乾物屋さんの奥様が作ってくれたのをお味見させていただきました。
おやつに
大豆のみたらし風
ゆでた大豆を甘辛味に。おやつに、お茶受けに美味しいです。
ディップとして
子どもに多いようにも思いますが、豆の形のまま食べるのが得意でない人は、マッシュして食べるのもお勧めです。
甘い味付けでもいいですが、例えば柚子胡椒との組み合わせもお勧め。
チーズやナッツと合わせると、お酒のおつまみになります。
金時豆とクリームチーズのディップ
金時豆でなく他の豆でもチーズとの相性はいいので、ぜひ作ってみてください。
大豆と白練りごまのハーブ入りフムス(中近東風ディップ)
レバノンでよく食べられているひよこ豆のディップを大豆で作ってみました。
以前上海の店で出された豆のスイーツは、とても美しかったです。ご参考までに。
豆の簡単な茹で方、ぜひ試してみてくださいね。
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豆についてのその他の記事
この茹で方をすると、豆に含まれる有害物質「レクチン」は大丈夫なの?
と気にされる方もいらっしゃると思います。
これについては、以下のページで解説しています。
ご参照ください。
豆に関するその他の記事はこちらをご覧ください。
一部ご紹介します。
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