金針菜という乾物をご存知ですか?
金針菜とは?
金針菜とは、ユリ科の植物ヤブカンゾウの蕾(ツボミ)を乾燥させたもので、干瓢を連想するうっすらとした酸味があり、食感も魅力的な乾物です。
ヤブカンゾウは、ワスレグサという別名を持ち、万葉集にも読まれています(参考 万葉植物探訪 「わすれぐさ」)。
ヤブカンゾウの蕾は、下の写真のように緑色ですが、干したものは黄色から茶色をしています。
金針菜の栄養、効能
中国では、神経を安定させ、よく眠れるなど、抗ストレス作用があるとされる他、鉄分が多いため、貧血によいとも言われています。
戻してから炒めものやスープなどに使われます。
金針菜の戻し方 使い方
汁ものには、戻さずにそのまま加えて使うことができます。
炒めものなどに使うときは、水に入れて15分ほど戻してから使いましょう。
戻し汁には、水溶性の成分が溶け出して美味しいので、煮物やお味噌汁などに加えて、捨てずに使いましょう。
金針菜とクコの実入り牛肉炒めのレシピ
材料(二人分)
金針菜 20g、牛こま切れ肉 100g、下味用調味料(酢・酒・砂糖・ゴマ油 各小さじ1、にんにくのすりおろし 1かけ分)、米粉(片栗粉でも可)大さじ1、油 適量、クコの実 大さじ2、小松菜 70g、醤油 大さじ1、オイスターソース 大さじ1
作り方
- 金針菜は、15分ほど水に浸けて戻す。
- 牛肉は食べやすい大きさに切り、下味をつけておく。
- フライパンに油を熱し、米粉をまぶした2の牛肉を炒め、色が変わってきたら、水気をしぼった1の金針菜を加え、炒める。
- クコの実、4cm長さに切った小松菜を加えたら、醤油とオイスターソースで調味する。
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