大多喜の家を訪れたら、お隣のWさんがちょうど八つ頭の収穫中。
茎と葉もたくさんあったので、ご挨拶ついでに「それは、やはり干すんですか?」と聞いたところ、「いや〜もう面倒だから捨てちゃうの」とのこと。
えええええ?
「じゃあ、いただいてもいいですか?」「こんなんでいいなら、どうぞどうぞ」
というわけで、いただいてきました!
このエピソード+アルファの内容は音声でもお聴きいただけます。
こちらから。
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1 八つ頭の茎を干さずに食べる
八つ頭の茎は、干さないで食べることができます。
皮を剥いて、食べやすい大きさに切って酢水につけてから5分ほども湯がいて、ちょっと食べてみてアクがなければ出来上がり。
皮は、ふきの皮を剥くように端をつまんで引っ張ればつ〜っと剥けます。
素手で剥いたら、指先と爪の中が赤く染まってしまいましたが、すぐに石鹸で洗ったら落ちました。
ここまでしておけば、炒めものや煮物、酢の物などに使えます。
2 芋がらを干して食べる
でもこれ、生で食べるだけではなく、乾物にすると美味しいんですよね。
乾燥芋がら、芋茎(ズイキ)、あるいは割り菜などと呼ばれ、市販もされています。
シャキシャキした感触と淡い酸味があり、大好きな乾物の一つです。
普通の里芋の茎は青くアクが強いので、八つ頭など赤い茎のものの方が美味しいと言われます。
市販の乾燥芋がらもあるのですが、最近はタイ産のものが多く、青い茎から作られているものもあるようです。
八つ頭の赤い茎を洗ったら、新聞などに広げて1日干しておきました。
そうなると皮が剥きやすいようです。
指での皮を剥きます(ゴム手袋をつけると指が染まらずにすみます)。
その後、紐で結んで干してみましたよ〜。
しっかり乾燥させるまでには2〜3週間ほどかかるとのこと。
さてどうなるか楽しみです。
3 芋がらの戻し方
干した芋がらの戻し方は、人によっていろいろのようですが、私は水洗いしてから5分ほど湯がき取り出したら洗い、15分ほど水に放っておきます。
それを絞って使います。
お味噌汁はもちろんですが、韓国風の辛いスープや激辛火鍋に入れたりするのが好きです。
スープの味をよく吸い、また濃い味が合うように思うので。
カレーにも合いますよ。
畑で捨てられてしまうところだった芋がらをレスキュー。
さて、芋がら、上手に干せるかな?
<追記>
11月5日 Day4
11月10日 Day9
ありがたいことに晴天が続いているので、着々と乾いてきています。
ヒモを結ぶ時に、一回結びだけで列にしていったのが功を奏しています。
都度、ちょっとずつ引っ張って細くなった芋がらを縛ってやらないと、抜けてしまいます。
だんご結びにしなくてよかった!(そこまで考えてやっていたわけではなかったのですが)
11月15日 Day14
細い部分は完全に乾き、太い部分がまだちょっと。
太い部分を割いてみました。
割り菜と呼ばれてもいる芋がらの乾物。
太い部分を割って乾かすことで均等に乾かしているのでしょうね。
というわけで、今更ながらに割ってみました。
11月26日 Day25
カラカラに干し上がりました!
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