すき昆布とエノキダケの梅和え〜乾物料理のプロが解説

すき昆布の梅和え

すき昆布って知っていますか?
すき昆布

すき昆布は、昆布を茹でてから2〜3mm幅に切り、ぬめりをとって、平らに干したもの。

一度茹でてあるので、塩気は薄く、食感は柔らかく、すぐに戻るのが特徴です。

ダシをとるためというよりは、食べるために使うのがオススメです。

三陸の産品ですが、その中でもとくに岩手県の普代村(フダイムラ)が産地として有名です。

 

乾物クイズに挑戦

すき昆布の戻し方

水に浸けて、20分ほどで戻ります。

急ぐときはお湯に浸ければ、10分ほどで柔らかくなります。

すき昆布の使い方

煮物やサラダ、炒め物など、気軽に加えてみてください。

煮物やスープなど汁気がある料理に加える時は、戻す必要はありません。

そのまま加えて大丈夫です。

すき昆布とエノキダケの梅和え

すき昆布の梅和え

簡単にできる和風の和えものをご紹介します。

和えものにすき昆布を加えることで、風味と食感、旨味がアップします。

材料

すき昆布 20g、エノキダケ 100g、きゅうり 1/2本、大葉 3枚、梅干し 2個、醤油 小さじ1、レモン汁 小さじ1、鰹節 少々、白炒りごま 少々

作り方

  1. すき昆布は、上記の方法で戻す。
  2. エノキダケはさっと茹でて、水気を絞る。
  3. きゅうりと大葉は千切りに、梅干しは種をのぞき、たたいておく。
  4. 醤油、レモン汁、鰹節で調味し、器によそったら白炒りごまをかける。

お酒のあてにも、ご飯のおかずにもなります。

作ってみてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事
東大法学部卒。外資系金融機関等を経て、娘の重度のアトピーをきっかけに食の世界に。

食には未来を変える力があるという信念のもと、今のライフスタイルにあった乾物や米粉の活用法を中心にレシピを開発している。
料理教室の開催、企業向けメニュー開発、研修など多数。

料理を自由に発想でき、毎日の料理が楽しくなる独自の「ピボットメソッド」を考案。個人やメニュー開発が必要な方向けのトレーニングも行っている。

著書14冊。メディア出演多数。

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