紫花豆の煮豆以外のレシピ〜パーティー仕立て 乾物料理のプロが解説

紫花豆をパーティー料理の前菜に

甘い煮豆が苦手な方も、これなら美味しい!と喜んで食べる、そしてパーティーなどでの前菜にもピッタリの豆料理です。

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紫花豆とは?

紫花豆

花豆は、ベニバナインゲンとも呼ばれ、表皮が紫と黒のまだら模様の紫花豆と、白い白花豆があります。

紫花豆は上の写真のように独特の色合いをしています。

紫花豆の花

紫花豆の花。ベニバナインゲンと呼ばれる理由がわかる鮮やかな花。(写真提供 : 下田商事(株))

 

さやに入った紫花豆

さやに入った紫花豆(写真提供 : 下田商事(株))

今回使うのは紫花豆です。

紫花豆の戻し方&茹で方

  • 戻し時間は24時間を目安に
  • アクを抜くため茹でこぼす
  • じっくり気長に煮る

戻し方

紫花豆は、豆の中でも大粒で表皮がしっかりしているので、じっくり戻したいところです。

通常、豆は8時間ほど水で戻せば良いのですが、紫花豆の場合は、24時間ほどかかります。

茹で方

アクがあるので、煮る前に茹でこぼし(豆を水に入れて沸騰させてから湯を捨てる)をしてから、柔らかくなるまで煮ます。

花豆は、大きいものから小さめのものまでサイズがかなり違うため、茹で時間も相当幅があります。

  1. たっぷりの水とともに強火にかけ、沸騰したら弱火に替え、15分ほどしたら一度茹で汁を捨てます。
  2. 水を入れ替えたら強火にかけ、沸騰したら弱火に替えて1時間ほど茹でます。

この際、豆が茹で汁の上に出てしまうと皮が破ける原因になるので、クッキングペーパーなどを鍋の大きさに切って、落とし蓋にすると良いでしょう。

豆が古い場合や、大きい場合、1時間では柔らかくならないので、気長に茹でてください。

 

マルサラ酒あるいはコーヒー風味フェタ添え

紫花豆をコーヒーやマルサラ酒に浸けて

一粒でも食べ応えがあります。

材料

茹でた紫花豆 20粒、A(マルサラ酒 大さじ3、水 大さじ6、蜂蜜 大さじ6、クローブ 1粒)、フェタチーズ 適量(1粒に5g程度)、ピンクペッパー(ポワブルロゼ) 20粒

作り方

  1. 茹でた紫花豆が温かいうちに、Aをあわせてよく混ぜ、茹でた紫花豆を半日以上浸す。
  2. 1の上にフェタを崩してのせ。ピンクペッパーをちらす。

*アルコールが苦手な人は、マルサラ酒の代わりにコーヒーに浸してください。

その場合は、砂糖などでかなり甘くしたコーヒー 大さじ6に浸けてください。

豆の甘さと、フェタチーズの塩気のバランスがポイントになります。

大きさのある豆だからこそ楽しめるプレゼンテーションです。

紫花豆をパーティー料理の前菜に

ぜひ作ってみてくださいね。

紫花豆、こんな食べ方も美味しいですよ!

紫花豆の煮豆以外のレシピ〜蜂蜜&ジャム和え 乾物料理のプロが解説

 

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ABOUTこの記事をかいた人

サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事
東大法学部卒。外資系金融機関等を経て、娘の重度のアトピーをきっかけに食の世界に。

食には未来を変える力があるという信念のもと、今のライフスタイルにあった乾物や米粉の活用法を中心にレシピを開発している。
料理教室の開催、企業向けメニュー開発、研修など多数。

料理を自由に発想でき、毎日の料理が楽しくなる独自の「ピボットメソッド」を考案。個人やメニュー開発が必要な方向けのトレーニングも行っている。

著書14冊。メディア出演多数。

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