アルゼンチン産の赤エビ。
大きく食べ応えもあって、とても安いですよね。
どうやって作られているのでしょうか?
ちょっと気になったので調べてみました。
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サステナブル料理研究家、一般社団法人DRYandPEACE代表理事のサカイ優佳子です。
2011年からは特に、現代のライフスタイルに合わせた乾物の活用法の研究、発信に力を入れています。
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1 アルゼンチン産赤エビで作ったもの
スーパーで赤エビが半額になっているのを見つけ、エビ大好物の息子とたっぷりいただきました。
堪能。
そのあとのカラはまとめてギリギリの水を加えてコトコト。
エビダシをとりました。
翌日の昼には、冷やご飯とエビだしを合わせて温め、フィリピンの発酵エビ調味料バゴーンを加えて調味(塩だけでも美味しいと思います)。
香菜を最後に加えて、手抜きリゾット風&野菜たっぷりスープ。
お刺身も美味しかったですが、この手抜きリゾットも相当美味しかったです。
2 アルゼンチン産赤エビはなぜ安い?
食べながら息子が、「アルゼンチンの赤エビって、どうしてこんなに安いんだろうね?」と一言。
ちょっと調べてみました。
アルゼンチンの赤エビは全て天然。
大きな群れを作る習性があるので、底引き網で文字どおり一網打尽に効率よくとれるのだそうです。
それを船上ですぐに冷凍して輸送するので、日本でも生で食べることができると言います。
(参考:水産×ITベンチャー企業 めだか水産広報部HP )
どのくらいとっているのかを調べてみると、以下のような数字を見つけました。
2009年では5万3千トンほどだった水揚げ量が年々増加し2018年にはなんと24万4千トンにも及んでいる。
2017年の日本の輸入量は2万1千トンあまりとなっている。(フーズリンク「旬の食材百科」)
底引き網?そんなに急に漁獲量が増えて大丈夫?と心配になりますが、
日刊水産経済新聞の2019年1月15日の記事によれば、
”資源状況を心配する声も上がっていたが、現地情報では楽観的な見方が主流で、1年魚のアカエビを獲り切る懸念はほぼ聞かれない。”
とのこと。
アルゼンチンの赤エビは成長が早く、一年で漁獲サイズになるのだそうです。
でも、本当に大丈夫なのかな?とちょっと思ったりもしつつ、12尾で590円を、2食に渡って楽しませていただきました。
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