息子のリクエストで今期初のホワイトシチューを作りました。
息子が海外や地方に住んでいた時は、夏に帰省しても「ホワイトシチュー作ってくれない?」というリクエストがあったほど、彼にとっては家庭の味の一つなのだと思います。
ホワイトシチューは日本の食卓の定番の一つですよね。
外食でホワイトシチューを食べることができるお店って、あまり多くないのでは?
我が家のホワイトシチューのポイントについて、旧ブログに書いたところ、たくさんの方々から「作りました!」「おいしかった!」とのお声をいただいたので、こちらにも書いておくことにします。
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1 鶏肉とホタテのダブルづかい
刺身用でも、ボイルホタテでも、ミニホタテでも、干し貝柱でも缶詰でもいいので、鶏肉だけではなく、ホタテの味が加わるとぐっと美味しくなります。
干し貝柱を使うなら、白ワインで戻しておいて戻し汁ごと加えます。
冷蔵庫で半日以上置いておくと、いい出汁が出ます。
2 キノコはmust
キノコを入れると入れないとでは、相当に味の差が出ます。
キノコは、旨味がたっぷり。
私はエリンギを輪切りにして入れることが多いです。
歯ごたえが好きで、洋風の煮込みものには特に、よくエリンギを使います。
今回は、エリンギの他に、平茸も入れました。
以前、タイ人の友人が、ウチに泊まりに来てくれたとき、スーパーで平茸を見つけて、「これこれ!これがいい味を出すのよね」と喜んでいたのを思い出しました。
大学教授で、一人暮らしの彼女のバンコックのマンションにはキッチンがないんですけれどね。
実家は、毎日中国系のお父さんが腕をふるって、美味しい料理があれこれ並ぶお宅です。
3 昆布水で作る
水の代わりに昆布水を使います。
騙されたと思ってやってみていただければと思うのですが、以前、同じスープを、水で作るのと昆布水で作るのとで味比べてしたことがあります。
味わいの深さが全く変わって、一緒に味わった人たちは皆驚いていました。
昆布水は、ウチでは常に冷蔵庫に入っています。
冷水筒に、昆布を入れておくだけ。
1リットル程度の冷水筒だったら、5cm四方程度の昆布を入れておく感じでしょうか。
1週間ほどはもつので、お味噌汁にはもちろん、さまざまな料理に使っています。
4 ホワイトソースは米粉で簡単、あっさり、カロリーもoff
ホワイトソース、失敗しやすいし面倒と思っている方も少なくないのではないでしょうか。
私もかつてはそうでした。
でも米粉を使って作るようになってから、ホワイトシチュー作りが本当に簡単になって、忙しい日に作るメニューに仲間入り。
米粉を冷たい牛乳で溶かして、具が煮上がったところに加えて混ぜると、とろみがついてきます。
冷たいうちに溶かすのがポイント!
米粉と牛乳は重量で、1:6程度、体積で1:4程度で。厳密にする必要はないですw。
小麦粉のようにバターで炒めてから牛乳を加えて滑らかにして、、という手間がありません。
熱を加えるこの作業が必要なのは、小麦に含まれるグルテンを働かなくするため。
コメにはそもそもグルテンがないのでこのプロセスが不要になるのです。
また、グルテンがないことで、実はお皿や鍋を洗うときもベタつかず、するっと落ちるのも魅力。
料理づくりは後片付けまで、ですものね。
さらにはバターで炒める必要がないので、その分低カロリーに。
もしそれを気にせず、バターの風味が欲しければ加えてください。
米粉で作ると、小麦粉を使うより白く、軽い仕上がりになります。
5 ベイリーフを入れる
具を煮るときにはベイリーフをぜひ。
最近、ベイリーフの香りって本当にいいなあ〜と思うことが多くて、庭に木があるのをいいことに3枚くらいいれてしまったりもします。
1枚は是非いれてくださいね。
香りもご馳走です。
6 今日の評価は?
「じゃあ今日は、ホワイトシチューにするわね」というと、「楽しみだな〜、嬉しいな〜」とすごく喜んでいた息子。
買い物に出るときに、「ママ、ホタテ忘れないでね。缶詰でもいいから絶対入れてね」と声をかけられました。
そして食べる直前に「干し貝柱のダシでもよかったよね〜」だとw。
「白ワインで戻してそのまま加えるといいんだけど、できれば7〜8時間は浸しておきたいからね。今日は間に合わなかった。」と私。
ウチのホワイトシチューの美味しさのポイントを理解してきている模様。
そして、「うまっ」と3杯食べてくれましたよん。
息子にとってはビーフシチューと双璧なくらい好きなんだそうです、ホワイトシチュー。
なら、よほど経済的だし、時短で作れるな、と。
これから寒くなると、ホワイトシチューが美味しく感じられます。
ぜひ、作ってみてくださいね。
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