千葉の大多喜のスーパーで、亀の手を見つけたので塩茹でに!
久しぶりに味わいました。
亀の手ってどんなもの?どう食べると美味しい?について書いてみます。
ほぼ同じ内容の音声配信はこちらでお聴きいただけます。
1 亀の手とは?
亀の手とは、亀の手ではないです(笑)。
私は一時、貝だと思っていたのですが、そうではなく、甲殻類の一種で、ミョウガガイ科のカメノテ属の唯一の生物なのだそう。
ちなみに英語ではJapanese goose barnacleと呼ばれるのだそうです。
とはいえ、日本近海にしかいない訳ではなく、スペインやポルトガルでも人気のシーフードとのこと。
見かけが亀の手のようで、その爪のような硬い部分と、それに続く茶色い帷子のような形状のジャリジャリした柔らかい部分があり、その茶色いところを破ると中に実が入っています。
フジツボなどと同じように、テトラポットなどに付着して、移動しない甲殻類。
引き潮の時には水の外に、満潮になると水の中に沈むような位置に群生。
特に波が荒いところを好むと言われているそうです。
2 亀の手はどう食べる?
亀の手は、塩茹で、酒蒸し(白ワイン蒸し)などが一般的な食べ方。
スペインやポルトガルでも特に料理にするというよりは、こうしたシンプルな食べ方が多いとのこと。
(料理人が剥くのは大変そう。自分で剥いてよね、というのも理由の一つかもw)
いいダシが出るのでお味噌汁に入れるのも良いと言われます。
以前、屋久島の居酒屋さんで食べた時は、バター炒めにしていました。
これも美味でした!
亀の手、旬は5〜8月ごろというので、今はそれほど美味しい時期ではないのかもしれませんが、十分美味しくいただきました。
見つけたらぜひ、この珍味、挑戦してみてくださいね。
一緒に食べた88才の母は、おっかなびっくり挑戦していましたが、「でもみた目があまりにも、で味わう気持ちになれない。ちょっと苦手」とのこと。
この見た目の関門を通り抜けることができるかどうか、かもしれませんね。
これは、食べられるんだろうか?美味しいんだろうか?そう思って初めて食べた人って、相当勇気がありますよね。
私たちは、スーパーの食品売り場に並んでいるものなのだから食べられるはずという、大きな信頼を持って食べることができるんですものね。
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