オードリー・ヘップバーン主演の映画「暗くなるまで待って」ならぬ、「黒くなるまで待って」作る米粉のバナナケーキをご紹介します。
混ぜて焼くだけで、本当に簡単で、多くの方から
- リピ決定です
- 普段バナナを食べない娘も『これは美味しい!』と言って食べています。
- 我が家の定番になりました
などのお声をいただいています。
小麦粉ではなく米粉を使っているので(グルテンフリー)、ちょっともっちりした食感も楽しめます。
バナナの皮が黒くなる理由
果物の定期便をとっているのですが、ある時、3週間続けてバナナが入っていて、普段バナナを食べる習慣がないため、皮が真っ黒になってしまったんです。
それを食品ロスにせずにどう食べ切るか、ということでケーキを焼き出しました。
日本バナナ輸入組合によれば、常温で保存しているバナナに斑点ができる、黒くなるのは、バナナが熟してきた証拠とのこと。
キリンの模様のような茶色い斑点は「シュガースポット」と呼ばれています。
バナナが熟して甘くなると出てくるので、そのように呼ばれています。
皮をむくと果肉はきれいなままで、おいしく召し上がれます。
出典 : 日本バナナ輸入組合 「バナナの保存方法」
上の写真を見ていただくと、バナナにしっかり斑点が出ているのがご覧いただけると思います。
これが、シュガースポットです。
少なくともこのくらいになるまでは待ってみてください。
本当はもう少し黒くなるまで待てると、さらに甘さが増します。
生で食べるにはちょっとというくらい少し茶色く変色していますが、お菓子に焼き込むなら「黒くなるまで待って」なのです。
ただし、カビが生えてしまったらNG。
その部分は除いてください。
ちなみに、ある方のお宅では、このケーキを焼こうとバナナを食べずに置いておいたところ、
「悪くなりかけてたから食べておいたよ」
と、ご家族から報告されて愕然とした、とのことでした(笑)。
「ケーキ用、食べるな」など、明示しておく必要がありそうですね。
グルテンフリー 米粉のバナナケーキの作り方
材料
バナナ(中)3本、 卵 2個、 砂糖 70g、 無塩バター 60g、 米粉 160g、 ベーキングパウダー 小さじ1、 バニラエッセンス 2滴、好みでシナモンパウダーを加えても
作り方
- オーブンを180度に予熱しておく。
- 材料全てをフードプロセッサーにかけて滑らかにしたら、クッキングペーパーを敷いたパウンド型に流し込み、オーブンで40分焼く。
*フードプロセッサーがない場合は、以下のことに注意してみてください。
- バターを室温に戻しておく(滑らかに混ざるように)
- バナナはフォークの背などで潰す
- 粉類を先に混ぜてから、他の材料を入れて全体を滑らかになるまで混ぜる(ベーキングパウダーは、液体に触れるとそこから働き出してしまうので)。
作ってみてくださった方からは、
- 朝食にぴったりですね。
- もう何度も作っています。少人数家庭なので、小分けにして冷凍して食べています。
- 焼き立ても美味しいですが、次の日に軽くトーストして食べるのも好きです。
と言った声もいただいています。
バナナが黒くなってしまったら、食品ロスにせず、美味しいバナナケーキを楽しんでみてくださいね。
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