「はすいも」って知ってますか?

はすいも

先日、近くのスーパーで、見切り品のコーナーに「はすいも」がたくさんあったので、一部を「救出」してきました。
写真のこれ、長さ30cmくらいに切ってあります。
この3倍くらいの量があって80円でした。

「はすいも」ってもしかしたら、どう使っていいのかわからない方も多いのかな?

ほぼ同じ内容の音声配信はこちらでお聴きいただけます。

目次
1 はすいもとは?
2 はすいもはどう使う?


1 はすいもとは?


はすいもは、サトイモ属。
根は大きくならず、茎の部分を食用にします。
高知や徳島で多く作られています。
周りは薄緑色で、中はスポンジ状で軽いです。

露地物の旬は7月から9月ですが、ハウス栽培も盛んで通年作られているそうです。


2 はすいもはどう使う?


フキと同じように、周りの皮を端からツ〜〜〜ッと剥きます。
フキより簡単に剥けます。
指先も黒くなりません。
アクはあまりないので、お味噌汁や濃いめの味付けの煮物に加える時は、私はそのまま切って使っています。
酢の物やあっさりした味の炒め物などにする場合、気になる人は水に数分つけておいてから使うといいでしょう。

酒粕鍋

今回は、寒かったので、打合せ&作業に来てくれていた方々と一緒に昼鍋。
生姜を効かせて、酒粕と味噌と醤油で調味した濃いめの味付けの鍋にたっぷり入れました。
薄緑色のものがハスイモ。
スポンジ状なので、煮汁をたっぷり吸って柔らかくなり、でもシャキシャキした食感はありで美味しかったですよ。
カレーに入れるのもおすすめ!

見つけたらお試しくださいね。

見切り品コーナーっていつもみちゃいます。
お得!というのももちろんですが、このまま誰も買わなかったら捨てられちゃうんだなあと思うと、そこにあるものからその日のメニューを考えることも少なくありません。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事
東大法学部卒。外資系金融機関等を経て、娘の重度のアトピーをきっかけに食の世界に。

食には未来を変える力があるという信念のもと、今のライフスタイルにあった乾物や米粉の活用法を中心にレシピを開発している。
料理教室の開催、企業向けメニュー開発、研修など多数。

料理を自由に発想でき、毎日の料理が楽しくなる独自の「ピボットメソッド」を考案。個人やメニュー開発が必要な方向けのトレーニングも行っている。

著書14冊。メディア出演多数。

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