サステナブル料理研究家、一般社団法人DRYandPEACE代表理事のサカイ優佳子です。
2011年からは特に、現代のライフスタイルに合わせた乾物の活用法の研究、発信に力を入れています。
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「サカイ優佳子の 楽しく 美味しく 未来を創る」
春の味覚、山菜を堪能していますか?
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standFM 「サカイ優佳子の 食卓で世界旅行」
目次
1 春の味覚を堪能〜山野草ざんまい
2 超簡単!蕗の薹ご飯のレシピ
1 春の味覚を堪能〜山野菜ざんまい
千葉県の大多喜町の家に、今年米寿を迎える母を連れて出かけていました。
2017年の秋に、8年も空き家になっていた古い家を購入したのです。
庭で、土筆とユキノシタ、蕗の薹を摘むことができました。
裏庭のたけのこは、イノシシに食べられた跡、、。4本分。
ざんね〜んです。
道の駅では、天然のコゴミや野ミツバが売られていたので、迷わず購入しました。
土筆は、ハカマをとって、湯がいてあくを抜いた後、味醂と醤油で味付けてさっと煮ました。
横浜の家も、25年前に越してきた時は、周り中空き地だらけで、子どもたちと一緒に土筆をたっぷり摘んでは、土筆ご飯にしたり、佃煮や天ぷらにしたりしたことを懐かしく思い出しました。
お裾分けしたお向かいのお爺ちゃまから「ああ〜懐かしい!美味しかったよ、ごちそうさま」と丁寧にお礼していただいたこともありましたっけ。
他は、それぞれ湯がいて、ちょっとずつ味を変えてお浸しに。
ユキノシタは、ちょっとの滑りと歯応えが心地よく、野ミツバは香り高く、どれも美味しくいただきました。
2 超簡単!蕗の薹ご飯のレシピ
最近は料理をするのも面倒になっているという母ですが、「好評だから毎年春に作るの」という蕗の薹ご飯を作ってくれました。
驚くほど簡単なのですが、とても美味しい大人の味だったので、作り方をご紹介しますね。
蕗の薹は細かく刻んで、油で炒め、塩を少々。
これを炊き上がったご飯に混ぜるだけ。
母によれば、2合炊く時に6〜8個くらいは入れるとのことだったのですが、大多喜の庭で2つしか収穫できなかったので、1合だけ炊いて、2個を刻んで作りました。
「もっと入れないと香りがしないわねえ〜」と母は出来上がりに不満そうでしたが、それでも美味しかったですよ〜。
母の蕗の薹ご飯を食べながら、リゾットも美味しそう、などと考えてしまいました。
蕗の薹が売られているうちに作ってみたいところです。
急がないと無理かしらん。
蕗の薹のオスとメスをご存知ですか?
ところで、蕗の薹にオスとメスがあるのはご存知ですか?
私も、最近になって大多喜の物知りHさんに聞いて知りました。
オスは苦くて、メスは美味しいのだそうです。
うちの庭のは、メスでした。
春の味覚、堪能していますか〜?
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