今年(2020年)は、柿に恵まれています。
千葉の大多喜の家の庭の木2本、甘柿も渋柿も実をつけてくれた上に、高枝バサミで柿をとっていた姿をみて、よほど柿が好きなんだろうと(?)、ご近所さんからも柿のお裾分けをいただきました。
普通に食べるだけでは食べきれない量の柿があるので、以前から作っている柿料理の作り方と、私は今まで知らなかった柿の食べ方について書きますね。
1 柿料理
生まれ育った家(今は[もうないですが)の庭に大きな柿の木が3本あり、秋になるといつも大収穫でご近所中に配りまくっていたことから、「もう一生分の柿は食べた」と思っていた時期が長かったんです。
でも、最近やっぱりまだ一生分は食べていなかったかなと思うようになりました。
子どもの頃は、剥いてそのまま食べるだけでしたが、大人になって始めた食べ方がいくつか。
ベイクド柿
一つは、ベイクド柿。
焼き柿、です。
耐熱鍋に入れたり、アルミフォイルでくるんだりなどして、160度のオーブンで30分くらい焼きます。
一つ、ぺろっと食べちゃうと思いますよ〜。
柿の豚肉巻きローズマリー風味
もう一つは、豚肉に塩胡椒して、薄切りにした柿を巻いて、米粉(小麦粉や片栗粉でも可)をまぶしたらフライパンで焼きます。
バラや肩ロースなど脂がある部位が美味しい。
バラなら油をひかないで焼いても。
ベーコンで巻いても美味しいです。
ポイントは、弱火でじっくり火を通すこと。
中の柿がとろとろになると美味しいんですよね〜。
ローズマリーの香りとも合うので、お庭にある方や、乾燥のローズマリーをお持ちでしたら(エルブドプロバンスでも)、ちょっとふるのもオススメです。
おつまみに。ワインとも合います。
2 北京の柿
娘が9年間北京に住んでいたこともあり、何度か訪れているのですが、北京の柿って、みんな大きくてとろとろで甘いゼリー状なんですよね。
娘も、最初「熟れすぎて安くなっているんだと思ったらそうじゃないのよね」と言っていました。
で、実は、先日、うっかり冷蔵庫の中に二週間近くも柿をほったらかしておいたら、北京の柿状態になっていたんです!
スプーンですくって美味しくいただきました。うっま〜い!
「あ〜もうだめに違いない」と捨てなくてよかったです。
その後、大多喜のご近所さんに伺ったのですが、柿はそのままおいておくと、中がとろとろになる柿とそうでない柿とがあるとのこと。知っている人は知っているのですね。
身近なフルーツ柿でも知らないことは多いのだな〜と感じたこの食べ方。
これ、かなりいけるので、ぜひ試しにやってみてくださいね!
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